京都観光

宿泊客・使ったお金も最高
   -昨年 訪日客受け入れ進むー

 京都市は4日、2017年に市内で宿泊した人が前年より141万人増え、過去最高の1557万人だったと発表した。過去最高は4年連続。観光消費額も1兆1268億円で過去最高を記録した。市内の客室数が1年で5千室近く増え、訪日観光客らの受け入れが進んだ。宿泊客数は違法な「ヤミ民泊」の利用者は含まれず、市は17年のヤミ民泊利用者を約110万人と推計している。
 日帰りと宿泊を含めた観光客数は5362万人。5年続けて5千万人を超えたが、日本人の日帰り客が約350万人減り、全体では前年より160万人減った。外国人の宿泊客数は過去最高の353万人。2013年(113万人)からは3.1倍の急増ぶりだ。観光消費額は宿泊費のほか買い物代や飲食費、交通費などを含み、2割強(2632億円)を外国人の消費が占めた。1人あたりの平均で見ると、外国人の消費単価は3万4593円で日本人の1.9倍だった。

                      朝日新聞より

2018年07月05日