プロバスクラブ京都
   会長 藤本邦雄


             =出会い= 
 一期一会という言葉が好きです。ご承知の通り、茶道に由来する四字熟語です。その意味は「あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡っては来ないたった一度きりのものです。だから、この一瞬を大切に思い、今できる最高のおもてなしをしましょう」という意味です。さらに「これからも何度でも会うことはあるだろうが、もしかしたら二度とは会えないかもしれないという覚悟で人には接しなさい」と言う意味も含まれます。
 私が理解している一期一会とは、「初めて会う人だけでなく、たまたま出会った人、毎日会う人や度々会う人にも、出会うことそのものが貴重な機会であると思い、その時その瞬間を大切にすること」です。 すなわち、毎日会う家族や、友人や、プロバスクラブの人たち、それらすべての人に対し、今日のこの時は一度しかない、といいう気持ちで接することが私の『一期一会』ということなのです。
 プロバスクラブ京都は、毎月の例会の他に5つの委員会、8つの同好会、役員会など各種の活動を展開しています。もちろん私がすべての活動には参加できませんが、参加したそれぞれの場での、会員の皆様との出会いをいつも楽しみにしています。その人の、その日の表情、服装、話し方、接し方、更には何気ない物腰やしぐさに接して、その人の今までに知り得ていなかった新たな個性や魅力を感じ取り、親しみが増すことに喜びを見出しています。だからと言って私は会員を毎回ジロジロと観察しているのではありません。上記の一期一会の考え方通り、会員の皆様と顔を合わせる時がいつも大切な機会であると思い、「この日のこの人の新たな魅力」に出会いたくて、私なりに親しく接しております。
 プロバスクラブ京都でお出会いする人たちはいずれも、それぞれの分野で長く活躍された方、人生経験の豊富な方ばかりなので、そういう人たちとの出会から親しくなっていく経験は、いつも私自身の心を豊かにしてくれていますし、年齢を重ねればなおさら元気を引き出してくれます。
                             プロバスクラブ京都 会長 藤本邦雄



            次回例会ご案内

 

**2023年6月例会**
6月8日木曜日
12:30~14:30
京都ガーデンパレス
鞍馬の間

卓話
柳生 俊朗 会員
題目
満州に生まれて

 


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2023年5月例会

 

                リフレッシュタイムで一同大合唱
今月は見学者3名をお迎えしました。また、「戦後復興と用水事業の効果」と題して服部会員から父親が基本設計された愛知用水について「国家百年の計」に相当するインフラの話が紹介されました。
                                 (記:太田副会長)


服部 九二雄 会員による卓話
演題:戦後復興と用水事業の効果
    ~愛知県はどのようにして「豊かな県」になったのか~

 

 

 

2023年4月

臨時総会

 

移動例会


懇親会

              尼崎プロバス倶楽部琴壽会ご来客の皆様

 

 

 

2023年3月例会

 


3月度卓話:ウクライナの現状
卓話者紹介

京都国際交流会館館長&SDGSs京都総督 藤田 裕之氏

京都国際交流会館職員 シガール・オレーナ氏(ウクライナ出身

今月の卓話では京都国際交流協会で働く唯一のウクライナ人の女性から”ウクライナの現状”の話を聞き、あらためてウクライナ侵攻への憤りともどかしさを痛感しました        (太田副会長)

 

 

 

2023年(令和5年)2月例会

2月例会は戦後の国際養子縁組で5歳で渡米した女性が日本の母親探しを記録した映画監督の卓話があり、現下のウクライナ軍事侵攻の悲惨さと重なり心が痛みました



2月度卓話者紹介
和歌山大学観光学部教授 木川 剛志氏

木川剛志略歴
1976年京都市生まれ。1999年京都工芸繊維大学造形工学科卒、スリランカ、中国、米の設計事務所勤務、2002年修士課程修了。福井工業大学デザイン学科准教授、2015年より和歌山大学観光学部准教授、2018年から制作した、1947年に横須賀に混血児として生まれ、1953年にアメリカに養子縁組でわたった、木川洋子さんの実の母親探しは、テレメンタリー、奇跡体験!アンビリバボーなどで特集され話題となる。この物語は映画「Yokosuka1953」として2022年11月より公開中!


2月卓話者:木川剛志氏監督作品「yokosuka1954」への春風幹事よりのメッセージ

 

木川洋子さんと木川剛志監督との交流の一コマ

 

 

 

 

 

 

2023年(令和5年)1月新年例会

コロナ禍拡散状態での今年最初の新年例会・祝宴でしたが、会場側の適切な配置・配慮にて、また尼崎プロバスクラブ琴壽会の多数の参加で貢献頂き、粛々と進行いたし、無事開催できました
 祝宴

”新年の弥栄を寿ぎ申し上げます”
3年ぶりの開催となった新年例会・祝宴にて速海ちひろ奏者の”グランドハープ弾き歌い”に聞き入り、今年こそはコロナが収束し楽しいプロバスライフが復活できることを祈りました

 

祝宴催し
ハープ・ソプラノ”弾き歌い”奏者 速海ちひろ氏
立教大学仏文学科卒。幼少より音楽・演劇・バレエを学び、一時は古典芸能の世界に身を置きその道を志すも、国債ロータリー財団より奨学金を得て英・仏に留学。ハープと声楽を学ぶ。シャーロット・シール、キャトリーヌ・ミシェルらに見出され、わずか数年のうちに国際コンクールやマスタークラスで優勝・上位入賞を重ね、その第一人者としても活躍の場を広げてきた。これまでに「北とぴあ国際音楽祭」「台湾国際ハープフェスティバル」はじめ、国内外の音楽祭や演奏会に多数出演、今後も、フランスの”Harpe aux Max”他、招聘が予定されている。


新年早々、滅多にお目にかかれないハープ演奏と聞き慣れた名曲の数々の唱歌で、聴者の方々は、感動に酔い浸り、至福の刻を過ごしました